松戸市がご当地ナンバー検討へ、平成32年度中に図柄入りナンバープレートも導入予定

千葉県の情報

松戸市が市議会での討議を経て、ご当地ナンバーの導入を検討することになりました。
お隣の柏市ではすでにご当地ナンバーが導入されており、松戸市も遅ればせながら、導入に向け、動き出しました。

野田ナンバーをダサいという人も少なくないようですので、そういう人には朗報だと思います。



■これまでの経緯

平成29年5月30日に国土交通省が、車のナンバープレートの活用策として、ナンバープレートに地域独自の図柄をデザインする地方版図柄入りナンバープレートの導入と併せて、3回目のご当地ナンバーを追加募集することを明らかにしました。

これを受けて、松戸市は、登録自動車数などの要件を満たしていることや、「松戸」ナンバーを実現することが、松戸市のPRや観光振興、地域振興に寄与すると考え、導入に向け検討を始めました。

松戸市では、今後、市民意識調査を実施する等、平成32年度中に発行が予定されているご当地ナンバーの導入実現に向けた取り組みを開始するということです。
matsudo_num_image

■ご当地ナンバーとは?

従来、自動車のナンバープレートには、自動車の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局又は自動車検査登録事務所の名称が表示されています、このため松戸市では野田ナンバーとなっています。

これに対し、国が自動車のナンバープレートを地域振興や観光振興にも活用するために、地域の要望に応じて新たな地域名表示を追加するものがご当地ナンバーです。

第1弾(平成18年)では「仙台」「つくば」「成田」「柏」など19ナンバーが、第2弾(平成26年)では「富士山」「世田谷」「杉並」など10ナンバーが誕生しています。

■ご当地ナンバーの主な導入の基準

①対象地域内の登録自動車の数が10万台を超えていること。

②図柄入りナンバープレートを併せて導入すること

③対象地域において、地域住民の合意形成が図られていること。 など



■ご当地ナンバーが実現すると?

ご当地ナンバーの導入が実現すると、松戸市に所在のある(使用の本拠を置く)自動車について、「松戸ナンバー」等の新しいナンバープレートとなります。

ただし、使用中の「野田ナンバー」はそのまま使用することが可能です。

新車登録や移転登録等でナンバープレートを変更する場合に、順次、新しいナンバープレートになります。

なお、新ナンバーの希望者は手数料を支払うことで、新車登録や移転登録を待たずに変更することが可能。

■図柄入りナンバープレートについて

国は自動車のナンバープレートの多角的な活用方策の一環として、欧米諸国などで採用されているような、ナンバープレートに図柄を導入する取り組みを推進し、関係法令の改正を経て平成29年4月に我が国初の図柄入りナンバープレートとなる「ラグビーワールドカップ開催記念特別仕様ナンバープレート」を発行しました。
rug_num

tsukuba_num_image
また、平成29年10月には東京オリンピック・パラリンピックの開催を記念した「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」を発行する予定です。
そして、次の段階の取り組みとして展開される施策が「地方版図柄入りナンバープレート」です。

地方版図柄入りナンバープレートとは、希望する地域(ナンバープレートの地域名表示の単位)が、国に対して地域の特色を踏まえた図柄を提案する取組みで、寄附金ありのフルカラーのものと、寄附金なしのモノトーンの2種類を選択することができます。



■松戸市の特色を踏まえた図柄のデザインとは?

ご当地ナンバーの図柄のデザインについては、平成30年12月中までに松戸の地域にふさわしい図柄を意識調査等により、市民の意向を踏またうえで選定し、候補となる1案を国に提案する予定。

■地方版図柄入りナンバーは強制ではありません

図柄入りナンバープレートは、希望者のみに交付されるもので強制ではありません。図柄を希望しない方は、既存の無地のナンバープレートを選択することも可能です。

■今後のスケジュール

平成29年11月中 → 県に対し導入意向の要望
平成30年3月中   → 県が国に対し導入申込書の提出
平成30年12月中 → 国に対し図柄の提案 
平成32年度中  → 新ナンバープレートの発行



コメント