上野東京ライン(常磐線直通)ダイヤ改正@2017年10月から品川行・発の電車、大幅に増加

千葉県の情報

JR東日本千葉支社は、7月7日に10月14日から実施されるダイヤ改正を発表しました。

そのうち、上野東京ラインについて、成田線と上野東京ラインの直通電車をこれまでの2倍の6本にする等、朝・夕の通勤時間帯に常磐線経由の上野東京ラインの列車を大幅に増便することが明らかになりました。

これまで、”品川行の電車が少な過ぎ、増やして欲しい”という声を松戸・柏・我孫子を中心とした利用客から多く聞いてきましたが、10月からは、かなり便利になりそうです。




今回のダイヤ改正の目玉となった上野東京ライン(常磐線経由)のダイヤ改正のポイントは以下の通りです。

■上野東京ライン(常磐線経由)のダイヤ改正のポイント

★朝の通勤時間帯

①早朝の時間帯土浦方面からの普通列車2本を品川直通

②朝通勤ピーク時の常磐線上り列車21本のうち、10本が品川行

★夜・夕方の通勤時間帯

①上野駅17時から22時までの下り列車は、1時間あたり4本が品川始発
※特急は除く

②品川始発快速については1時間に1本は、成田行き

ダイヤ改正は2017年10月14日(土)から実施されます。

■まとめ

上野東京ライン(常磐線経由)について、開通前に常磐線沿線のうち茨城県の自治体を中心に品川行の列車を宇都宮線・高崎線経由と半々にするようJR東日本に申し入れましたが、

結局、開通時には、常磐線経由1に対して、宇都宮線・高崎線経由が2という比率で、ダイヤが決められ、不満が多かったと聞きます。

中でも茨城県は知事がJR東日本本社に直接乗り込み、社長に”宇都宮線・高崎線”は、池袋・新宿ルートでも都心に直通しているので、上野東京ラインについては、常磐線を優遇して欲しい”とまで陳情しました。

今回のダイヤ改正がこの茨城県知事の陳情に答えたかどうかは不明です。

常磐線・成田線で東京・新橋・品川に乗り換えなしでいける列車が大幅にふえることは、松戸・柏・我孫子市を中心とした通勤・通学客の利便性の向上につながることは間違いないと思います。

ただ、デメリットは、品川駅を利用する人は別として、帰りの時間帯、”上野駅にいけば座れる列車が少なくなる”ことでしょう。




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