柏市立柏病院@現地建て替えの判断は2019年度以降に

柏市立柏病院の柏の葉地区への移転建て替え問題が、現病院近くの住民の反対等で
宙に浮いた形になっています。

7月25日に柏市健康福祉審議会は、市立柏病院移転建て替え問題に関して答申案をまとめました。

内容は小児2次医療体制の整備や急性期医療の提供についてが中心で、この中で築40年と老朽化が進んでいる市立病院について早急に建て替える必要があるとしています。

問題となっている建設地については、諮問事項ではないとして、答申では触れていないということです。

ただ、付帯意見として、”現在地を前提として検討するべき”としたとしています。

答申案は、8月に秋山市長に提出する予定。



■建て替えの判断は2019年度以降に

仮に答申案通りになった場合でも、柏市立柏病院建て替えの判断は2019年度以降になるということです。

そもそも秋山市長は移転派だけに現地建て替えで決着するかどうか不透明です。

また、柏市長選も今年11月に行われることもあり流動的です。

いずれにしてもほぼ同じ時期に移転・建て替え問題が生じていた市立松戸病院が移転・建て替えで決着。

今年12月に松戸市立総合医療センターとして開院する予定となっているのに対し、市立柏病院は、問題が長引き、計画が遅々として進んでいないという印象は否めません。



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