柏そごう跡地に三井不動産が高層マンション建設を計画・商業施設も含め2021年完成予定

柏そごうが2016年9月に閉店してから2年以上たちますが、三井不動産が建物を取得したことが伝えられて以降、具体的な開発計画は表立っていませんでした。



ここに来て、柏そごう跡地のうち第一駐車場だった土地に21階建てで高さ65メートルの高層マンションの建設が計画中と2018年12月25日付けの朝日新聞千葉版で報じられました。
計画では、マンションの1階部分には商業施設が入り、完成は2021年10月の予定。

本丸である柏そごう跡地本館については、全ての地権者との交渉が済んでいないため、具体的な開発計画を打ち出せないと報じています。

■柏駅は高島屋対三井不動産系商業施設の構図に

つくばエクスプレス開通後、三井不動産は、自ら運営する大型商業施設のららぽーとを柏の葉をオープンさせることで柏に本格的に進出をはじめました。

その三井不動産にとって柏エリアにおける商業施設の最大のライバルは高島屋です。

特に柏高島屋は、全国でも有数の集客力を誇りますので、三井不動産としても柏そごう跡地の再開発には、これまでの商業施設運営で培った知見を用いて取り組まない限り、太刀打ちできないと考えていると思います。

さらに柏駅から離れているもののセブンパークも意識しているはずです。

地権者との交渉が済み、本格的に再開発に取り組む段階になれば、三井不動産は、デパートでもなければららぽーとでもないような全く新しい形態の商業施設を2019年中にも打ち出してくるのではないかと思います。



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