松戸市では、「松戸ナンバー」創設に伴う図柄入りナンバープレートの導入決定に伴い、その背景となる図柄を選定するため、候補8作品について市民人気投票を実施しました。
最終的に小学生から80歳代にいたるまでの松戸市民6,501人が投票。
その後、投票結果と松戸市図柄入りナンバープレート選考委員会での審議を経て、松戸市在住の中尾久美子さんの作品「松戸の風景」が最優秀作品に選ばれました。
「松戸の風景」は、矢切の渡しと、本土寺の紫陽花に常盤平のさくら通りを描いており、その華やかさと松戸らしさが評価されたようです。
特に他のデザインにはなかった本土寺の紫陽花が”松戸をよく知っている”という観点からも支持されました。
他のデザインに多かった梨については、梨は松戸だけでなく鎌ヶ谷でもとなるので、という意見が多く見られました。
そのため、松戸が20世紀梨の発祥の地に関わらず、ナンバープレートに梨が入らないことになりました。
最優秀賞作品「松戸の風景」は、「松戸ナンバー」の図柄として採用するため国に提案されています。
この後、国の有識者審査会による審査及び視認性確認を経て、2020年度中に図柄が決定し、新ナンバープレートが交付される予定です。
■「松戸ナンバー」デザイン市民人気投票結果概要
投票期間:平成30年10月1日から10月31日まで
投票対象者:松戸市内在住の小学生以上の者
投票総数:6,501票
投票結果
1位「松戸の風景」 1,876票
2位 「世紀の川、未来への渡し 」1,111 票
3位 「あざやかな花と恵ある街 松戸」982票
■受賞作品一覧
★最優秀賞(国への提案デザイン)
【タイトル】
松戸の風景
【作者】
中尾久美子さん(松戸市在住)
★優秀賞
【作品タイトル】
やさしい、楽しい、おいしい町、松戸市。
【作者】
天野穂積さん(静岡市在住)
★優秀賞
【タイトル】
松戸百華図
【作者】
寶滿瑛梨伽さん(取手市在住)
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