原価率研究所(200円カレー)が 竹ノ塚店等、閉店相次ぎ、店舗ゼロ?

NHK2017年7月28日(金)放送の”知るほどウマい定番グルメ~カレー・ナポリタン・コロッケ”でも紹介された”原価率研究所 200円カレー竹ノ塚店”。

200円カレー竹ノ塚店は、新潟県発祥の”原価率研究所”東京1号店としてオープンし、数々のマスコミに取り上げられ、話題となりました。


■原価率研究所(200円カレー)はNHK好み?

2年ほど前のNHKの夜のニュース番組の”ニュースウオッチ9”で同局の美形の田中和泉アナが新潟県の店舗に直接潜入。カメラの前で食べて見せて”200円にしては美味しい”と伝えていたことをはっきり覚えています。

たまたま見ていたこの番組で、200円カレーの存在を初めて知りました。

容器は使い捨てで、コストをかけないために殺風景ともいえる店舗。
という徹底ぶりはインパクト強かったです。

このNHK好み?の原価率研究所(200円カレー)の店舗が次々と閉店しているということを発祥の地である新潟県出身のカレー好きから耳にしました。

なんでも、新潟県の店舗も2018年限りで全て閉店。

くだんのカレー好きからは、”コストが上昇して200円ではやっていけなくなった”
らしいと聞きました。


■本社も東京に移転・経営者も代替わり

そして、西日本進出の拠点と位置づけられていた原価率研究所 西京極店も2018年9月で閉店と、一時期、全国で1000店舗目指すと鼻息が荒かった勢いが急速に衰えたようです。

気になって、原価率研究所の公式HPにアクセスして、店舗一覧で店がどこになるのか検索しようとしましたが、表示されたのは、東京江戸川区にある本社所在地のみが表示されるばかりでした。

公式HPにアクセスして知りましたが、いつの間にか本社が新潟から東京に変わっていました。

確か、原価率研究所(200円カレー)の創業者は、東日本大震災で福島県から新潟県に避難。 新潟に世話になったので恩返しとして始めたということでしたが・・・

どうやら、その創業者から今は別の経営者になっているようです。

原価率研究所(200円カレー)が 閉店相次でいる理由がこのあたりにあるのか不明ですが・・・

いずれにしても現在、200円カレーを食べられる店はありません。
原価率研究が終了して、これからが本番というのなら良いのですが。

その後、共同通信発で2020年に以下のようなニュースが伝えられました。
賃金未払い容疑で書類送検 200円カレー運営会社

”200円でカレーを提供していた飲食店チェーン「原価率研究所」で賃金の未払いがあったとして、
新潟労働基準監督署は1日、労働基準法違反の疑いで、
同名の運営会社(新潟市中央区)と代表取締役の男性(33)を書類送検した。  

書類送検容疑は、アルバイトを含む従業員の男女3人に対し、
昨年6~11月分の賃金計約268万円を所定日までに支払わなかった疑い。

新潟労基署によると、今年2月に別のアルバイト従業員から賃金が支払われていないとの相談があり、調査していた。  

同社は新潟市を拠点として首都圏や関西方面にも進出したが、
資金繰りが厳しくなり昨年末までに事業を停止した。”

このような状況から、200円カレーを再び目にすることは期待できそうにないようです。



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