葛飾赤十字産院が立石から新宿に移転★2021年に新病院・開院予定

葛飾赤十字産院(立石5-11-12)は、出産の前後に母子の生命に関わる事態が発生した場合に、産科・小児科双方で一貫した医療を提供する地域周産期母子医療センターに認定されている地域の拠点病院の一つです。

しかし、葛飾赤十字産院は、和28年の開設以来60年を経ており、老朽化や耐震化・狭あいなどの課題を抱えており、葛飾区等で移転先候補地の選定を進めていました。

現地での建て替えも検討されましたが、診察の中断を余儀なくされることもあり、移転を前提として計画が検討されてきました。

そして、葛飾区と協議の結果、葛飾区内の新宿三丁目にある「新宿図書センター」及び「道路補修課・道路保全事務所」の敷地を新病院の移転先候補地とする移転新築整備事業基本計画がまとめられ、2019年6月に着工、現在、建設が進められています。

移転新築整備事業基本計画による葛飾赤十字産院新病院の概要は下記の通りです。

新病院は、現在地から約2.6キロ離れた所に移転する予定。

移転場所は、JR常磐線金町駅、京成金町駅から約1km、京成高砂駅から約1.5km江戸川からは約2km、中川からは約0.8kmにある元新宿図書センター、区道路補修課の敷地。

建設予定地に存立する葛飾区立の図書館機能は、新病院本棟(1階)に配置される計画です。

葛飾赤十字産院新病院は、2021年中に開院する予定。



■葛飾赤十字産院 新病院 施設概要

・所在地
東京都葛飾区新宿3-7-1

・敷地面積
7,040.43㎡

・構造:鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・耐震

・構成:地上5階
 
・延床面積:10,345.34㎡
(東京都支部災害救護倉庫約470㎡(共用面積含む)
 葛飾区立の図書館機能約250㎡含む

・病床数
104床(産科68床、NICU・GCU36床)

・診療科数
3科(産科・婦人科・小児科)

・開院
2021年中



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