船橋医療センター2023年に海老川上流地区に移転・新病院近くに東葉高速新駅設置予定

船橋医療センター新病院の移転場所や開院時期・東葉高速鉄道新駅設置計画について
わかりやすくお伝えします。

船橋医療センターは、1983年に開院しましたが、病院の老朽化・狭隘化のため、2023年に新病院建て替えの予定で検討を進めています。

船橋医療センターの管理者である船橋市は、「健康寿命日本一」を目指すことを宣言し、それを具現化する”ふなばしメディカルタウン構想”を計画、2020年に入り、設計を委託する業者を決定し、計画が本格的に始動しています。




船橋医療センターは、”ふなばしメディカルタウン構想”のうち、医療分野を担当する中核施設と位置づけられており、それに伴い現在地の金杉から、海老川上流地区に移転することがほぼ確定しています。

つまり、もともと船橋医療センターが独自に検討していた、新病院建て替え計画は、市による”ふなばしメディカルタウン構想”に組み込まれ、”医療や福祉、健康に関わる施設を集約させた街づくり”と一体化されることで進められています。

2019年に船橋市は船橋市立医療センター建替基本計画を公表、計画によれば、船橋医療センター新病院は、海老川上流地区で2021年中に着工、2023年中に開院する予定。

計画では、船橋市立医療センター新病院利用者の利便性を考慮して、病院移転場所の目の前に東葉高速鉄道の飯山満~東海神間に新駅を設置する予定です。

ただ、新駅の設置は、新病院開院後となる見込みで、開院後しばらくは、利用者のアクセスは不便を強いられそうです。

■船橋市立医療センター新病院 施設概要

・移転場所
海老川上流地区土地区画整理事業の施行区域 約42.5ha
(米ヶ崎町、高根町、東町、飯山満町1丁目の一部)

※東葉高速鉄道の飯山満~東海神間に新駅を設置予定

・延べ床面積
約50,000㎡

・建築面積
約10,000㎡

・病床数
501床(現在449床)

・その他
糖尿病センターを設置

・新病院の役割・機能
手術室の機能強化

腹腔鏡手術、ロボット支援手術の強化

救命救急センターとの効率的な搬送動線の確保

救急ICUと一般ICUの機能分化による受入態勢の強化(8床→20床)

SCUの増床(9床→15床)

救命救急医療の充実と地域医療機関との連携強化

災害拠点病院としての機能強化他

・着工
2021年予定

・開院
2023年予定

・事業費
総額約437億円




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