千葉公園ドーム@2021年3月完成予定・ライブやeスポーツも開催・ネーミングライツで名称決定

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千葉市は、施設が老朽化した千葉競輪場(1949年8月開場)を、民間活力の導入により国際規格に準拠した走路を有する多目的スポーツ施設(「(仮称)千葉公園ドーム」)へ再整備することを決定。

2019年に(仮称)千葉公園ドームの事業主体を企画入札公募により、日本写真判定(東京都千代田区)に決定、現在、建築が進められています。

当初は、2020年12月完成予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、工事の一時中断等で遅れが発生したため、2021年3月完成予定に延期されています。

(仮称)千葉公園ドームのオープン後は、メインの自転車競技の他にコンサートやeスポーツも開催するということです。

また、(仮称)千葉公園ドームの隣接地には、2022年完成を予定している(仮称)千葉公園体育館の計画が進められており、完成後は千葉公園全体をスポーツテーマパークのように運営する構想となっています。

(仮称)千葉公園ドームは、ネーミングライツ(命名権)が導入される予定で、企業名・ブランド名を冠した施設名となる見込み。



(仮称)千葉公園ドーム 施設概要

・施設名称
(仮称)千葉公園ドーム
※ネーミングライツ(命名権)により、正式名称決定予定

・住所
〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天4丁目1?1

・アクセス
千葉都市モノレール「千葉公園駅」より徒歩約2分

JR総武線「西千葉駅」より徒歩約10分

JR総武線「千葉駅」より徒歩約15分

・建物構造
RC構造(一部他構造)、ドーム屋根

・階数
地上3階・地下1階

・高さ
約28メートル

・屋内施設
自転車競技の国際規格に準拠した周長250mの木製トラックを設置

・観客席数(常設)
約3,000席

・実施予定のイベント・競技
(ア)自転車スポーツ関係
国際、国内大会の開催
アカデミー(サイクルスポーツ教室)の運営
走路開放イベントの開催

(イ)自転車スポーツ以外
eスポーツ、ドローンスポーツ、音楽ライブ等興行、各種展示会等ど

・完成予定
2021年3月

・事業主体
日本写真判定(東京・千代田区)

・コンセプトデザイン
株式会社坂茂建築設計

・整備費用
70億円(概算)



千葉公園ドーム建設スケジュール

※新型コロナウイルスの影響により、工事の一時中断、資材調達に困難が生じたことから、当初計画(令和2年12月竣工)より遅れが発生しています。

 2019年10月 千葉競輪場第1期解体除却工事完了

        (仮称)千葉公園ドーム建設着工

 2021年 2月 (仮称)千葉公園ドーム竣工(予定)

東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技の会場になるのか?

2021年にに延期となった東京五輪・パラリンピックの自転車競技(トラック)の会場は、静岡県の伊豆ベロドロームに決定されて
いるため、(仮称)千葉公園ドームで東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技が行わる予定はありません。

まとめ

千葉市は政令指定都市でありながら、中心部に同じ関東の政令指定都市のさいたま市のさいたまスーパーアリーナ、横浜市の横浜スタジアムのような
シンボル的な大規模集客施設がありません。

そのため、千葉市の中心とは言い難い幕張のほうが知名度が上というのが現状です。

千葉公園ドームや(仮称)千葉公園体育館との一体化運営によって、千葉市にもシンボル的なスポットが誕生することを期待したいです。



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