TBS噂の東京マガジンで~矢切ねぎが大ピンチ!消えゆく都市部の農地~が放映・松戸市に直撃

松戸市の矢切地区で持ち上がっている大規模な物流倉庫建設計画について、TBS日曜昼の人気番組噂の東京マガジンが2020年11月1日、噂の現場コーナーで~矢切ねぎが大ピンチ!消えゆく都市部の農地~と題して、松戸市矢切の農地を尋ね、清水国明レポーターが当事者である農家に直撃取材していました。




矢切ねぎの農家数件に直撃インタビューしましたが、”松戸市として緑を大切にする姿勢を示してきたのになぜ、農地に物流倉庫を建設する計画を進めるのか理解できない”という声がありました。

声の中には”そもそも矢切地区は開発不可とされていたのに、いつの間にか開発可能な地域にされていた”という反発もありました。
しかし、番組では計画地の地権者である農家の多くは計画に賛同しており、高齢化や後継者がいないため、農業の継続ができないことが背景にあるということにも言及していました。

取材に応じていた農家の方は比較的年齢層が若く、同じ矢切の農家でも世代によって、開発計画への温度差があることが浮き彫りにされた印象です。

また、物流倉庫開発計画とは別に東京メトロ半蔵門線の松戸延伸計画と絡んで、矢切地区の地下が延伸ルートとされていることも紹介していました。

さらに清水国明レポーターは、松戸市役所に出向き、直撃取材しようとしましたが松戸市役所はこれには応じず、文書で回答。

回答によれば、”矢切地区を含めた都市計画は現在、検討中”という典型的なお役所的な内容でした。

■TBS噂の東京マガジンの放送内容概要(公式HPから引用)
~矢切ねぎが大ピンチ!消えゆく都市部の農地~
千葉県松戸市、東京のベッドタウンでありながら、広大な農地が広がる矢切地区。「矢切ねぎ」というブランドねぎの産地で、市も農地のある一帯の風景の保存を謳っている。3年前、この農地に物流倉庫を建設する計画が持ち上がり、近隣の住民が反対している。しかし、計画地の地権者である農家の多くは計画に賛同している。高齢化や後継者がいないため、農業の継続ができないことが背景にはあると言う。



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