JR東日本では、2017年1月に盲導犬を連れて乗車しようとした乗客が線路に転落、死亡した事故を契機に首都圏の路線でホームドアの導入を進めています。
山手線では、全ての駅にホームドアが導入されていますが、ようやく常磐線の駅にも導入される目途がたちました。
JR東日本が2020年11月18日に発表した常磐線におけるホームドア整備スケジュールは以下の通りです。
■常磐線におけるホームドア整備スケジュール概要
★馬橋駅
1・2番線:スマートホームドア、2021年7月頃
★北小金駅
1・2番線:スマートホームドア、2021年10月頃
★北松戸駅
1・2番線:スマートホームドア、2021年10月頃
★南柏駅
1・2番線:スマートホームドア、2021年12月頃
★柏駅
1・2番線:従来型のホームドア、2021年12月頃
★北柏駅
1・2番線:スマートホームドア、2021年12月頃
★新松戸駅
1・2番線:従来型のホームドア、2022年2月頃
柏駅では、1・2番線の各駅停車のホームのみで快速電車のホームは先送り、
また新松戸駅では、武蔵野線ホームには導入されません。
今回のホームドア設置では、柏駅と新松戸駅以外の駅で、スマートホームドアが導入されます。
スマートホームドアとは、2020年2月に埼玉県の京浜東北線蕨駅で初めて導入された新式のホームドアで、扉部がフレーム構造で軽量化されているのが特長です。
従来型のホームドアと機能に差はないということです。
尚、常磐線の主要な駅である松戸駅へのホームドア導入については、今回の計画の対象外となっています。
沿線の乗降客数からみて他の主要な駅である柏駅と新松戸駅が対象になっているのに松戸駅が先送り?となった理由は不明です。
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