あせる王様本店(船橋市)の食パンを買ってみた・味の評価や店の雰囲気を紹介

2020年8月1日にオープンした高級食パン店あせる王様に行ってきました。

最近は高級食パンのブームが来ていますが、こちらは数々のパン屋さんの立ち上げやプロモーションに携わってきたベーカリープロデューサー岸本拓也さんが手掛けるお店。名前からして、クセの強いこのパン屋さんのパンもきっとひと味もふた味も違うはずと期待が高まります。





■あせる王様 本店 基本情報 
店名:あせる王様 本店

場所:千葉県船橋市本町1丁目11-25

営業時間:10:00~18:00(なくなり次第終了)

定休日:不定休(新型コロナウィルスにより変更可能性あり)

電話番号:047-460-9996

URL:https://aseru-osama.com/

■食パンの特徴
まずは、なんと言っても一度聞いたら忘れない店名から見ていきましょう。

「あせる王様」の名前には、「これまで贅沢を尽くしてきた味にうるさい王様ですら、美味しくて焦ってしまい『なにこれ…むちゃくちゃ美味しい……』と思ってしまうほどの食パン!」という想いからこの名前がつけられているようです。

食パンを買うと紙袋がついてくるのですが、そこに描かれている絵も「ライオンの王様が食パンをくわえて、美味しすぎてあせっている」様子がひと目でわかります。

王様がドキドキしてしまうほどならば、私たち庶民(失礼いたしました、少なくとも私)がその食パンに感動しないわけがないですね。(笑)

はじめに少し触れましたが、同店は、全国に食パン屋さんを数多く出店しているベーカリープロデューサー岸本拓也さんが手掛けたお店です。

他にも、「考えた人すごいわ」(東京、神奈川)「乃木坂な妻たち」(北海道)など個性的な食パン屋さんをプロデュースしています。なんと「あせる王様」で99店舗目のプロデュースというので驚きですね。100店舗目にも注目です。


さて実際の商品の特徴としては、メインで取り扱っているパンは2種類で
①キング②クイーンです。キングは王道のプレーン。

一方、クイーンは、上品なレーズンが入った食パンとなっています。

①キングは、独自の製法により、キメの細かい口どけの良い食感に、国産のバターとフランス産の発酵バターを程よいバランスでブレンドし、香りとコクのある仕上がりに。


またフランスの西海岸にあるブルターニュ地方のゲランド塩田で作られる塩を使用。この塩は昔からフランスの料理人たちにも高い評価を受け続けている良質なブランドのものです。
一方、
②クイーンは、王道の食パンに加え、シャンパンの風味がまとったレーズンを練り込んだ上品な味が特徴。


こだわりのバターのコクと、甘酸っぱいレーズンのバランスが絶妙とのことです。おやつにもぴったりの一品です。クイーンは一日1-2回しか焼かないそうなので、整理券が必要です




■お店のロケーション・雰囲気
JR船橋駅から徒歩4分程、京成船橋駅から徒歩2分というロケーションで、路地を少し入ったところですが、アクセルはかなり良いです。

お店の雰囲気は、まさに「あせる王様」の世界観が出ているお店づくりになっています、遠くから見てもはっきりとわかり、独特の世界観がクセになりますよ。

■食べてみた評価
まずさわり心地がとてもふわふわです。押してみるとふわふわしつつもきちんと弾力もあります。

パンの耳自体も柔らかいことがわかります。

こだわりのバターの香りが切る前から香ってきます。食パンを割いてみると中はきめ細かく、食パンの特有の心地よい香りが部屋に広がります。

まずは生で頂きました。

こだわりのバターのコクやお塩の加減のバランスの良さのおかげもあり、上質で上品な食パンの印象があります。

まさにこのブランドのイメージでもある貴族や王族の方が食べられるような味になっています。

別の表現をするならば、「乃が美」さんの華やかなイメージと「に志かわ」さんの上品、重厚なイメージをかけ合わせたような印象で、とてもバランスが良く感じられます。
トーストして食べてみると、よりバターの香りが広がっていきますよ。

水分量も比較的多い目の印象なので、食感もふわふわからもちもちにかわっていきます。ジャムやスプレッドもよく合うかと思います。

個人的には柑橘系のジャムなどがバターの香りと相まって良いコンビネーションなのでおすすめです。

「あせる王様」さんの食パンは、まさに「上品な食パン」というのが一番しっくりくる食パンに仕上がっていると思います。

皆様も普段の朝食でこちらの食パンを試してみたらいかがでしょうか。




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